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名前: ゾック
性別:
年齢: 17歳
ジョブ: 黒魔術師
出身地: トゥール
本職: 見習い商人
得意技: 気配絶ち



「…今なら…言える気がする。
 ボクは…父さん…」

土のクリスタル担当(余っていたのを押し付けられた)。

ジェニカの元いた世界より遡ること20年、タイクーン領・トゥールの住人。折しもカルナック・ウォルス連合軍との戦争を控えた自国王室に大量の武器を卸して財を成した叩き上げ大商人の一人息子として生まれる。

父親の跡取りとして商人の心得をみっちり叩き込まれて育ったものの、本人は至って控えめな性質で人付き合いも苦手な上、本当は人を傷つける武器を扱う武器商になることは望んでいないのだが、剛毅な父親を恐れて正直なことは言えずにいる。母親は既に亡く、相談できる相手もいないまま、そのうちすっかり暗い子に育ってしまった。今ではすっかり自分の部屋に引きこもりの状態で、呆れて父親にも相手にされなくなってしまった。「このままではいけない」とは思いながらどうしようもなく日々を無為に過ごしていたが、ある日思い切って部屋のカーテンを引いた時、突然景色がくるりと入れ替わり、そして彼の冒険が始まった。

引きこもっている間、ひっそりと本から学んだ黒魔法の心得を駆使してなんとか黒魔術師(顔を見せなくて済むから)を名乗ることに。国家間の利益を巡る争いとはまた違う、生き残るための戦いを経、また、ミドの「一緒に遊ぼうよ」攻撃やジェニカの「話す時は人の顔ぐらい見なさい、無礼者」攻撃にさらされつつ、自身が少しづつ強くなっていっていることに彼はまだ気付いていない。また唯一気を遣ってくれるゼザ(仮)の心遣いと腕前に男としての理想像を見るようになる。

ジェニカは彼の正体にうすうす感付いているらしく、しきりに「ハイウィンド将軍家の御嫡男を将来に渡って補佐しなさい」と洗脳されそうになっている。実際、ジェニカの洗脳は彼の将来を大きく揺るがせる事になるが、それはまた別のお話。

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