君は安らかな顔で

一体何を夢見ているのか

髪も 呼吸も 唇も

指も 肌も 閉じられた瞳も

何もかもが愛しくて





















―――
それは、真昼の甘い幻想

微かに疼く 小さな望み

















俺といえば、さ



馬鹿な夢を見たよ

口に出すのも憚られる位馬鹿な夢だし、

夢見るには儚すぎる夢だけど。





















その日の仕事を切り上げて

夕暮れ道を帰路につく

目指すは丘に続く道

丘の上の小さな家





















どう言ったら分かってもらえるだろう

「好きだ」だけではどうしても足りない

いくつもの「好きだ」を並べてみせたら 君は呆れるだろうか

それとも笑うだろうか

慣れない「愛してる」はまだちょっと照れ臭い





















扉を開ければ迎えてくれる笑顔

あたたかい幸せな匂い

愛し合ってるのは互いに解り切ってるから

ただ、いつものようにキスを交わして





















恋というには

その姿がハッキリしすぎていて

でも 自分でもちゃんとわかってるんだ

これは むしろ愛なんだろう



零れる吐息
―――君はもうすぐ目覚めるだろうか





















子供もいたりして

できれば君に似たかわいい、優しい娘が欲しいけど

きっと顔を出すのは俺によく似た腕白坊主で

やっぱり俺に似て君が大好きで

父と息子で君を取り合い?

そんな時 君はきっと困った顔をするけど

そんなこともまた 楽しかったりするんだ



―――絶えない笑い声と幸せ





















君が夢見てることはわからない

君が、俺と同じことを願ってる・・・とは限らない

そこまでは傲慢になれない けど

力の及ぶ限り

どんな願いでも叶えてやりたい

どんなことでもしてやりたい

そして、叶う事ならば
―――





















叶わないかな

多分叶うことのない、儚い、儚い夢だけど

今一度 その消え行く淵をなぞらせて

今一度 その道を辿らせて

そして、できることならば
―――






















―――
いつまでも、俺を必要としてくれますように





















―――
いつまでも、一緒にいられますように





















―――
二人の道が、一つの道となりますように―――





















君は安らかな顔で

一体何を夢見ているのか


―――
その夢に、俺はいるだろうか


そっと髪を撫でる

何もかもが愛しい










今だけは、「愛してる」の代わりに 

眠る額にそっとキスした












.....Lenna.












>書いた奴の言い訳。

わかりにくくてすみません。右と左は別々・・・というか、同時進行?という風に見てください。
えーとでもあのその何を頑張ったかというと、「キス」・・・と今まで書いた事がなかったので勇気が要りましたということで・・・(そんな何を今更・・・)しかも混乱中。

・・・・・あわあわ。

・・・・・・・・・・おろおろ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・っ!(逃走)←耐えられなくなったらしい

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